田中彰(探検家)のプロフィールや経歴は?キャニオニングって何?
渓谷探検家の田中彰さん。
日本ではあまり馴染みの薄いキャニオニングガイドとしても活動しています。
しかし、キャニオニングは一歩間違えると、命の危険もあるそうです。
そんな田中彰さん(探検家)のプロフィールや経歴や、キャニオニングについて調べていきたいと思います。
それでは早速、見ていきましょう!
田中彰(探検家)のプロフィールや経歴は?
ひとくちに探検家といっても、様々な分野がありますが、田中彰さんの場合はその舞台を渓谷に定め、過酷な挑戦に挑み続けています。
この平和な日本で、あえて渓谷探検家として活動を続ける田中彰さんのことを詳しく知りたいですよね。
まず初めに、田中彰さんの簡単なプロフィールや経歴を紹介しますね。
田中彰さんは1972年に兵庫県淡路島で誕生しました。
実家は種屋を営んでいたということなので、淡路島という土地柄もあって、様々な大自然に触れ合いながら育ったのでしょうね。
大自然と触れ合うということが、自分の人生の一部となっていた田中彰さんは、大学に進学してからもその道を探求するようになりました。
関西大学に進学した田中彰さんは、探検部に所属し、アウトドア活動に熱を入れるようになります。
そして、大学在学中に京都大学で行われていた「木登り」の研究に参加しました。
自由な校風で知られる京都大学ですが、「木登り」も立派な研究対象になるのですね。
そこで田中彰さんはアフリカに遠征し、樹木の上で地上に降りないという生活を1か月半も続けたそうです。
それがどのようにして世の中の役に立つのかは分かりませんが、この広い世の中では、何らかの形で活用されるような学問なのかもしれませんね。
大学時代に探検家としての基礎を学んだ田中彰さんは、大学卒業後も、海外で探検家としての放浪生活を送ることになりました。
そして、日本に帰国した田中彰さんは、大自然と触れ合うことの楽しさを伝えていく活動を始めました。
それと同時に、キャニオニングを極めていくことになります。
田中彰さんにとっては、大自然と触れ合うことが第一優先で、大学進学の目的も、実はそこにあったのでしょうね。
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田中彰さんの出会ったキャニオニングって何?
キャニオニングとは、渓谷の奥底で大自然と一体になりながら、スリルを味わいながらもストレス解消となるスポーツです。
発祥地はフランスで、アメリカではキャニオ二アリング(Canyoneering)という名称で広がっていきました。
アウトドアスポーツとして、トレッキングやクライミング、懸垂下降、カヌー、水泳、飛び込みなどの様々な要素を用い、渓谷の中のあるポイントまで下ってくものです。
素人が簡単にできるレベルのものから、地形の全く分からない場所をコンパスや地図を用いて行うプロレベルのものまであるそうです。
まさに、田中彰さんが追い求めていた、大自然と命がけで触れ合うアウトドアスポーツが、「キャニオニング」だったのですね。
渓谷の多い日本では、もってこいのアウトドアスポーツですよね。
もちろん、本格的に取り組むとなれば、命がけのスポーツなので、かなり厳しいトレーニングが必要になります。
日本に帰国した田中彰さんは、吉野川でラフティングガイドとして生計を立てつつ、キャニオニングのためのトレーニングに励んでいきました。
そして、2017年にアジア人としては初めてとなる、国際キャニオニング協会(CIC)の認定インストラクターの資格を取得しました。
世界でも9人しかいないその資格を取得した田中彰さんは、キャニオニングの普及活動を行いながら、自身への挑戦を続けることになります。
安全志向の私にとっては、想像もつかない世界で生きていますが、だからこそ、普通の人では感じないような命の尊さを、田中彰さんは肌で感じ取っているのでしょうね。
プロレベルとまでいかないまでも、気軽なアウトドアスポーツとして楽しむのも、結構大変そうですよね。
実際にやると楽しそうですが、私には無理そうです・・・
田中彰さんはどこへ向かっているの?
探検家に共通して言えることは、自分の命をかえりみず、前人未到の地を探し求めるということですよね。
国際キャニオニング協会(CIC)の認定インストラクターの資格を持つ田中彰さんですら、命にかかわる大怪我に見舞われた経験もあるそうです。
しかし一度見た、前人未到の地の光景と、その時の興奮がいまだに忘れられず、新たな挑戦を続けているそうです。
一般人には計り知れない興奮状態になるのでしょうね。
ドーパミンが脳内全体に広がり、田中彰さんの脳の中枢の深い部分まで浸透しているのでしょう。
そして、「自分だけの道」を探し求めるその生活はいつまで続くのでしょうか。
新たな挑戦を無事にクリアしたとしても、また新たなる目標を見つけて挑戦するのでしょうね。
とはいえ、それほど過酷なキャニオニングをいつまでも続けることは不可能だと思います。
年齢的に体力の限界を感じた時が、終着点となるのでしょうか。
とはいえ、登山家の三浦雄一郎さんのように、85歳を越えた現在でも果敢に登山に挑み続けている人もいます。
逆に、栗城史多さんのように若くして命を落としている登山家もいますよね。
運も実力のうちとは言いますが、自分を追い込み過ぎて、命を落とすとなると、元も子もありません。
田中彰さんの場合も、自分が完全燃焼できたと感じるまでは、探検家としての人生を歩んでいくとは思いますが、くれぐれも命にかかわるような事態に陥ることだけは避けてもらいたいですですね。
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↓田中彰のキャニオニング関西ダイジェスト2
おわりに
男のロマンを追い続け、人生を満喫している田中彰さん。
さぞかし、楽しい日々を送っている田中彰さんのことを羨ましく思います。
しかしその陰では、厳しいトレーニングを続け、相当の努力も重ねているのでしょうね。
そう考えると、自分との戦いに日々精進するということは、普通の人では真似できません。
平和ボケしたこの日本においては、非常に稀な存在ですが、キャニオニングの楽しさをさらに広げてもらい、探検家としての人生を全うしてもらいたいと思います。
くれぐれも怪我だけには注意してくださいね!
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます!