池江璃花子 初期症状から白血病が発覚!生存率や治療法を解説

   

競泳女子のエースである池江璃花子選手

東京五輪でもメダル獲得が期待されていました。

オーストラリア合宿で倦怠感などの初期症状から白血病であることが発覚してしまいます。

池江璃花子選手に突然襲った白血病という病。

池江璃花子選手自身も混乱していますが、治療に専念することを決意しました。

今回は、白血病の生存率や治療方法などについて解説していきたいと思います。

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池江璃花子選手の水泳での実績

池江 璃花子(いけえ りかこ)選手は2000年7月4日生まれで、東京都江戸川区の出身です。

池江璃花子選手の母親が幼児教室の講師を務めており、池江璃花子選手は生後2か月頃から、母親の幼児教室に通い始め、超早期教育を受けていました。

生後6か月の時には母親の親指を握ってぶら下がるようになり、1歳6か月の時には鉄棒で逆上がりが出来ていたそうです。

水泳は3歳10月の時から始め、5歳の時には、自由形・平泳ぎ・バタフライの4泳法のすべてで50mを泳げるようになっていました。

その後もメキメキとその才能に磨きをかけ、多くの記録を樹立していくことになります。

中学校3年生の時には、全日本初制覇・世界選手権初出場・3種目の日本記録保持者になりました。

高校進学後もその勢いは止まらず、高校1年生の時には、日本史上最多7種目での五輪出場・9種目の日本記録保持者になります。

高校2年生の時には、史上初の日本選手権5冠達成を成し遂げてしまいまいました。

高校3年生になると、東京五輪に向けた新体制の中、アジア競技大会において、史上初となる日本選手6冠を達成し、大会MVPにも輝いています。

それから約半年後の2019年2月に、突然の白血病という診断が下されてしまいました。

トップアスリートに対する神様が与えた試練なのでしょうか。

東京五輪に向けてこれからという時に、この仕打ちはあまりにも残酷すぎます。

しかし、トップアスリートである池江璃花子選手からは、「白血病をしっかりと克服し、さらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたいと思います。」とのコメントが発表されました。

白血病と聞くと、死に直結した非常に恐ろしい病気のイメージが強いですよね。

病気との戦いはまだこれからですが、池江璃花子選手には、絶対に復帰してもらいたいと思います。

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池江璃花子選手 初期症状から白血病が発覚

2019年に入り、東京五輪へ向けてのオーストラリア合宿にも、当然のことながら、池江璃花子選手の姿がありました。

合宿は1月18日から始まり、2月10日に日本へ帰国する予定でした。

しかし池江璃花子選手は、オーストラリア合宿の出発前から、「体の重さを感じる・疲れが取れない」などの体の異変を感じています。

予定通り練習に参加していた池江璃花子選手でしたが、指導していたコーチも、明らかに池江璃花子選手の調子がおかしいことに気が付きます。

そして、オーストラリアの日本人医療センターで検査を受けましたが、ドクターの判断により、一刻も早く日本での再検査を受けるように命じられました。

2月8日に日本に緊急帰国した池江璃花子選手は病院で精密検査を受けた結果、白血病との診断が下されました。

一般的な白血病の初期症状としては、倦怠感・体重の減少・貧血・高熱・出血しやすい等などが認められますが、慢性であれば初期段階での自覚症状はほとんど認められません。

また、普通の人であれば、初期症状を感じたとしても、その日の体調の変化によるものだと判断してしまい、発見が遅くなることがあります。

池江璃花子選手の場合は、トップアスリートであり、体調の異変にいち早く気が付くことが出来たということが、不幸中の幸いなのではないでしょうか。

とはいえ、白血病であることには間違いないため、水泳のことを一切気にしないで、治療に専念してもらいたいと思います。

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白血病の生存率や治療方法は?

白血病にも色々な種類があるため、それによって生存率や治療方法は大きく異なってきます。

また、発症した年齢によっても異なり、一般的には、若いほど治療の成功率が高いと言われています。

現在では医療技術の発達に伴い、生存率も飛躍的に向上し、以前のような不治の病ではなくなっています。

急性白血病の場合は、抗がん剤を用いた化学療法が第一選択となります。

まず、強力な抗がん剤を1週間程度連続投与し、白血病細胞を一気に減少させます。

その後、2~3週間かけて、正常な細胞が回復してきたら、再び抗がん剤を投与し、白血病細胞を減少させます。

それぞれの病院や医師の考え方により、多少異なることもありますが、その方法を半年ほどかけて、4~5回繰り返します。

その間は免疫力も低下するため、無菌室で治療が行われ、感染には細心の注意を払います。

面会も厳しく制限されており、無菌室では高校生以上の家族のみというところもあります。

また、放射線治療や骨髄移植などの方法もありますが、患者の体調や年齢を考慮して、いずれかの治療法により、治癒を目指します。

退院後も食事や行動範囲が大きく制限されることもあり、普通の生活を取り戻すためには、かなりの時間が必要になります。

池江璃花子選手の場合も、おそらく上記のような治療を受けることが想像されるため、入院期間や退院後の時間を考えると、競技に復帰できるのは、しばらく先のことになってしまうのかもしれません。

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家族の反応

池江璃花子選手自身もかなりつらい状況ではありますが、家族も相当なショックを受けているはずです。

池江璃花子選手の祖母が取材に応じ、その胸中を明かしてくれていました。

「水泳なんてやんなくていいから、とにかく長生きして、私より先に逝っちゃうなんて、いやだから、とにかく長生きしてほしいです。生きてさえいれば、私は……。生きてください。私が死ぬ前に死んでほしくない。私だって80歳なんだから」

他の家族も同じ気持ちなのでしょう。

その気持ちが痛いほど分かります。

実は私の母も1年半ほど前に、「急性骨髄性白血病」の診断を受けました。

母から直接電話で報告を受けましたが、頭の中は真っ白になり、完全に母の死を想像してしまいました。

とにかく、一刻も早く母に会いたいと思い、仕事の調整をして、北海道から九州の母のもとへ駆けつけました。

そのまま九州に移住できればとも思いましたが、それは不可能なため、冬を迎えるまでは毎月のように九州に足を運びました。

母の初期症状は腰痛がメインだったので、まさか、そのような診断が下されるとは想像もしていなかったそうです。

母も、上述したような治療を受け、約半年後には退院し、現在でも元気に過ごしています。

母の場合は年齢的なこともあり、骨髄移植が不可能だったため、化学療法のみでしたが、同時期に入院していた幼い子供を3人持つ若い母親は骨髄移植を受けるために途中で転院していました。

病院でも様々な家族模様を目にしましたが、家族が一致団結し、治療を応援する姿は、どこも変わりがありませんでした。

池江璃花子選手の家族にも決して気を落とさずに、池江璃花子選手のことを応援してもらいたいと思います。

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おわりに

池江璃花子選手は若くて体力もあるため、治療に関しては様々な選択肢もあり、絶対に完治してくれるはずです。

家族にとっては、池江璃花子選手が生きていることだけで幸せであり、競技に戻ることは二の次のはずです。

水泳界にとっては、とてつもない痛手となってしまったとは思いますが、とりあえずは病気を治すことに専念できる環境を整えてもらいたいと思います。

また最近では、iPS細胞を用いた白血病治療の研究が進んでおり、早ければ4年後にも臨床応用されると言われています。

いずれ、白血病は完治する病気になるので、池江璃花子選手にも明るい未来を信じて、治療に専念してもらいたいと思います。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます!



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