中田久美監督の評価は?男前でかっこいいけど若い頃は可愛い!
2018/11/09
2017年からバレーボール女子日本代表の監督を務めている中田久美さん。
現役時代はそのストイックな生きざまが有名でしたが、可愛いルックスでも非常に人気がありました。
監督になってからは、表情をあまり変えず、淡々とした男前でかっこいい指導者としての姿が印象的ですね。
今回はそんな中田久美監督の生き方や、監督としての評判について深掘りしていきたいと思います。
それでは早速、見ていきましょう!
中田久美監督のプロフィール
中田 久美(なかだ くみ)監督は1965年9月3日生まれの東京都出身です。
母親の勧めで中学校からバレーボールを始めました。
中学2年生の時に英才教育バレーチーム『LAエンジェルス』に入団します。
瞬く間にその才能を開花させた中田久美監督は、1980年の中学校3年の時に、史上最年少で全日本代表に選出されました。
中田久美監督本人は「天才なんていない。努力があっての才能だ。」と語られていますが、確かに本人の努力も凄かったとは思いますが、天才には自分が天才だということに気が付かないのかもしれませんね。
そして、その生きざまの凄さの序章として、バレーボールに専念するために、高校を通信制のNHK学園高校に選びました。
普通の家庭で、ましてや一人っ子の娘には、高校くらいはと、普通の学校に進学させがちですよね。
その点で言えば、中田久美監督の母親も凄いひとですね。
中田久美監督の熱意も相当のものだったに違いありませんが、母親の娘に対する愛情の強さも感じますよね。
その後、通信制高校に籍を置きつつ、1981年からは名門の日立女子バレーボール部に所属します。
もともとセンタープレーヤーとして活躍していましたが、セッターに転向し、わずか1年でスタメンを獲得してしましました。
1983年からは日本代表でもセッターのスタメンとなり、その後の日本代表の頭脳としてチームに貢献しました。
そして1984年のロス五輪では銅メダルを獲得しています。
その後も1998年のソウル五輪、1992年のバルセロナ五輪と合わせて日本女子バレー史上初となる3回の五輪出場を果たしました。
セッターとしてのプレーの評価はもちろんですが、こんなに可愛い選手が、五輪で活躍しつづけたことに驚きですよね。
バルセロナ五輪後に現役を退き、指導者としの勉強をこなしつつ、講演や解説者としてテレビで活躍していました。
キャスターとして活躍していた頃も、「美人だなー」と感じていたことを覚えていますw
その後は本格的に指導者としての生き方を選択することになります。
中田久美監督の誕生
海外バレーボールチームの指導者などを経て、2012年7月付で久光製薬スプリングスの監督に就任しました。
なんと、監督就任1年目で天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会で優勝を果たしています。
監督としての実力も非常に優れていたことを証明してしまいましたね。同時に非常に高い評価も得ています。
試合中には通常、普通の監督はベンチに座ることなく、コート際で選手たちのプレーに一喜一憂し、選手たちに大声で指示を出します。
しかし中田久美監督は、表情を変えずにベンチに静かに腰を下ろし、戦況を見守るというスタイルです。
中田久美監督はこのスタイルについて「監督が一喜一憂して、ジタバタした姿を見せると、選手が不安になる。だから私は絶対に動かずに静かに戦況を見守る」と語っています。
確かに、ベンチ内で監督が腰を据えてドーンと構えてくれていたら選手たちも安心です。
逆にそれはそれで怖い気もしますが、中田久美監督の人格があってこそのなせる技ですよね。
試合中は静かに見守る中田久監督ですが、日頃の練習でも多くを語らない姿勢は変わらないようです。
しかし、スタメン選手や控えの選手に対する態度は分け隔てなく、自由時間にもリラックスした空間を作り、選手との信頼関係を構築しています。
元日本代表の中田久美監督の言葉の意味は、一つ一つが重く、多くを語る必要がないという、「中田久美」という偉大な人物だからこその強いチーム作りが可能だったのですね。
解説者時代にはかなり熱いひとだと思っていましたが、指導者としての経験を積むにしたがって、今のスタイルを確立し、偉業を成し遂げてしましました。
やはり中田久美監督は、天才以外の何ものでもありませんよね。
中田久美監督と日本代表
久光製薬スプリングスでの監督実績が認められ、2017年から日本代表監督に選出されました。
満を持しての監督選出ですが、むしろ少し遅かったのではないかとも感じます。
そこには色々と大人の事情やタイミングもあったのでしょう。
そして、2020年の東京五輪に向けての、中田久美監督新体制が発足し、選手達が召集されました。
まず最初に驚いたのが、キャプテンに岩坂名奈選手を指名したことですよね。
しかし、二人の間には久光製薬スプリングス時代からの強い絆があり、勝つためのチーム作りという意味では、それが最高の選択であり、実際に代表チームが常勝軍団へと変貌を遂げつつあります。
参考記事:岩坂名奈 リオ五輪落ちからの復活!最高到達点を武器に東京五輪へ!
中田久美監督は代表チームでも、重い言葉で静かなる闘志を選手たちに伝え、代表チームの安定感が増しています。
まずは、2018年9月29日から開催される世界選手権で結果を残し、東京五輪に向けて頑張ってもらいたいと思います。
↓9/29開幕!!『2018世界バレー 女子大会 』新たな “東洋の魔女伝説” が始まる!!【TBS】
おわりに
可愛いルックスに隠された、強い闘志を持っていた中田久美監督は、今ではすっかり男前のかっこいい監督に変貌を遂げました。
選手からの信頼も厚く、つねにチームが強くなることを考えている中田久美監督は、今後も数々の偉業を残してくれるでしょう。
2020年の東京五輪も安心して期待していても良さそうですね。
とにかく、世界選手権での結果が気になりますよね。
結果は分かり次第、綴っていきたいと思います。
選手たちのコンディションは万全に、そして中田久美監督もあまり無理はしないように頑張ってもらいたいですよね。
中田久美監督の今後の活躍も心より応援しております。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます!