原沢久喜は筋肉を武器に世界柔道を制し東京五輪で金獲得なるか?
2018/11/09
柔道日本代表選手の原沢久喜選手。
男子100㎏超級の選手として活躍し、2016年のリオ五輪では銀メダルに輝いています。
圧倒的な筋肉量を武器に、東京五輪を目指します。
前哨戦としての世界柔道を制し、弾みをつけてもらいたいですね。
今回はそんな原沢久喜選手の柔道人生と東京五輪での活躍が期待できるかを深掘りしていきたいと思います。
それでは早速、見ていきましょう!
原沢久喜選手のプロフィール
原沢 久喜(はらさ わひさよし)
1992年7月3日生まれ、山口県下関市出身
身長:190㎝ 体重:122㎏ 血液型:A型
段位:4段 組み手:右組
得意技:内股、大外刈り
現在はフリーで活動
小学校6年生の時に柔道を始めました。始めた時期は決して早い方ではないのですが、その後、メキメキと頭角を現すようになります。
高校進学当時は身長が177㎝で当初は66㎏級の選手でした。
その後急成長し、身長は190㎝になり、体重も90㎏くらいまでは自然に増えたそうです。
しかし、100超級で活躍するために、筋トレと、プロテインの大量摂取などの努力により、体重増加にも成功しました。
確かに、身長190㎝で体重90㎏では、柔道選手としてもかなり細身な方なので、体重100㎏を突破するためには並々ならぬ努力があったのですね。
しかし、原沢久喜選手の武器でもあったスピードが、無理な体重増加のために、名一杯、活かせない時期もあったそうです。
そのため、筋トレを中心とした肉体改造を行い、巨大な鋼のような肉体にスピードが戻り、その後の活躍の大きな原動力になりました。
原沢久喜選手の柔道戦績
肉体改造に成功した原沢久喜選手は高校のインターハイでは3位になり、続く全国ジュニアでは2位と、着実に成績を伸ばしていきます。
当初は、高校で柔道を辞めるつもりだったそうですが、成績を残すという喜びに目覚めた原沢久喜選手は、柔道を続けることに決めました。
2011年に日本大学に進学した原沢久喜選手は、更なる肉体改造と、技に磨きをかけるため、日々精進していました。
その後の試合では優勝戦に絡むものの、なかなか優勝を手に取ることが出来ずにいました。
そして2012年学生体重別では念願の優勝を果たし、怪我に泣かされた時期もありましたが、その後も着実に輝かしい戦績を量産していきました。
大学卒業後のはJRAに所属し、ここでも数々の輝かしい戦績をおさめていきます。
2016年2月のグランドスラム・パリでは決勝でイスラエルのオル・サッソンを指導3で破って今大会2連覇、国際大会7連勝を成し遂げました。
その戦績が評価され2016年のリオ五輪代表に選出されました。
リオ五輪では世界ランキング1位で身長204㎝、体重141㎏のフランス代表リネールが立ちはだかりました。
リネールとの決勝では、僅差の所まで詰め寄るものの、リネールが逃げ切り、優勝を逃がしてしまいます。
この試合においては、審判のミスコントロールであるとの見解も示されており、原沢久喜選手にとっては、なおさら悔しい結果となってしまいましたね。
とはいえ、負けてしまった原沢久喜選手は、さならる作戦の構築と、国際ルールの変化には負けない、圧倒的な強さを身に付けて欲しいと思います。
原沢久喜選手の世界選手権と東京五輪
2018年9月に開催される世界柔道選手権大会もいよいよ始まろうとしています。
東京五輪まであと2年と迫ってきており、この世界大会の重要性も非常に大きいものになりますよね。
世界大会の100㎏超級には小川雄勢選手という若手の有望株も出場が予定されており、東京五輪出場においては、まず国内選手との戦いが必須となります。
そして、一番の敵となるのは、怪我なので、十分に注意を払ってほしいですよね。
スポーツ選手にとっては避けては通れない、怪我との戦いも年齢を重ねるごとに、辛くなってきます。
今年の春からJRAを離れ、フリーとして活動されている原沢久喜選手の身体的なケアなども心配ですが、肉体の改造はそれ以上する必要はなく、スピードとスタミナを維持しつつ、本番に臨んでもらいたいと思います。
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おわりに
若手の台頭の激しい柔道界ですが、ベテランの意地と豊富な経験で2018世界柔道選手権大会に臨んでもらいたいと思います。
圧倒的な筋肉量とスピード、そしてスタミナを兼ね備えている原沢久喜選手にはぜひ、東京五輪では今度こそ、金メダルを獲得してもらいたいですよね。
まずは2018世界柔道選手権大会ですが、男子100㎏超級のテレビ放映は9月26日(水)の夜10時~なので、是非とも原沢久喜選手の活躍を応援したいと思います。
原沢久喜選手の今後の活躍も心より応援しております。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます!