芸人キングコングの現在は?西野は絵本で梶原はYouTubeで成功か!
2018/11/29
お笑い芸人として一世を風靡した「キングコング」。
西野さんは絵本の世界に進出し、梶原さんはYouTubeの世界で頑張っています。
最近ではテレビでの露出が少ないのですが、現在のお二人の活動はどうなっているのでしょうか?
今回はそんなキングコングの現在の仕事や、それぞれの世界での生き方について調べていきたいと思います。
それでは早速、見ていきましょう!
芸人キングコングの足跡
お笑い芸人コンビ「キングコング」は1999年9月に結成しています。
西野さんと梶原さんはNSC大阪22期生としてお笑いの世界に飛び込み、同期の中では2人ともが将来を有望視された注目株という存在でした。
当初はそれぞれが別々のコンビを組み活動を続けていましたが、西野さんと梶原さんが組めば最強のお笑いコンビが生まれると周囲から囁かれていました。
西野さんと梶原さんもそのことをうすうす感じていたのか、それぞれのコンビが解散したのちに「キングコング」の結成にいたります。
最強コンビの「キングコング」は、第30回NHK上方漫才コンテストにおいて、史上初の快挙となるNSC在学中でありながらの最優秀賞を受賞してしまいました。
その後は、「はねるのトびら」で一気に全国区に登り詰め、同期の中でも断トツの速さで出世街道まっしぐらという活躍を見せることになります。
もちろん同期芸人からは、妬みや嫉みの対象となってしましました。
そんな同期の気持ちをよそに、「キングコング」の活躍は続きます。
しかし、「はねるのトびら」の視聴率も徐々に下がっていき、10%を切ることも多くなっていきました。
そこに追い打ちをかけたのが、梶原さんの不正受給問題です。
その問題は、あくまでもひとつのきっかけに過ぎないとは思いますが、「はねるのトびら」は2012年の9月に11年半という歴史に幕が下ろされることになりました。
また、2009年9月に始まった、「キングコング」の冠番組でもある「キングコングのあるコトないコト」も2014年3月に終了しています。
その後も様々なお笑い番組に呼ばれていましたが、西野さんは徐々にその生き方に疑問を抱くようになります。
そして、2016年6月28日には西野さんが芸人を引退し、絵本作家としての道を歩むことを宣言しました。
続く2018年10月1日には梶原さんがYouTuberとしての活動を、芸人引退をかけて始めました。
それらの出来事に先駆け、2013年から「毎日キングコング」というチャンネルをYouTubeで配信しており、それぞれのいきさつなども交えつつ、「キングコング」の本心も語っています。
西野さんと梶原さんの心境の変化を知ることができ、「キングコング」本来の面白さを再確認出来るチャンネルだと思います。
参考記事:カジサックの部屋 YouTube登録者数の推移が凄い!その経過を分析
キングコング西野さんが絵本作家へ
先ほど紹介した「毎日キングコング」では、西野さんの本心をうかがい知ることが出来ます。
そして、西野さんの人間性も詳しく知ることが出来ました。
西野さんは本当に根っからのポジティブ思考の持ち主ということが土台にあり、トンデモナイ策士でもありました。
幼い頃から父親の影響で三国志を読み漁り、名だたる武将に共通するある行動を発見することになります。
その行動とは、負け戦には絶対に参加せず、勝てる戦を用意周到に準備し、勝利だけをものにすることによって、後世にも語り継がれる武将になっているということでした。
西野さん自身にもその考えが根底にあり、今の時代に置き換えた武将のような生き方をしています。
さらに西野さんの凄いところは、物欲が全く無いというところです。
食べ物に対してもそうですが、お金に対しても一切興味がなく、どんなにお金を積まれても、内容を吟味し、自分の納得した仕事しか受けないそうです。
幼い頃に読んだ本の内容から学んだ考え方から、自分の人生の生き方を決めていき、それを自分でも実践してしまうという西野さんという人間性の深さに驚きです。
その考え方が根底にあり、西野さんいわく、ひな壇芸人という負け戦を選択せずに、芸人のだれもがやったことのない絵本作家としての人生を歩むことを決めてしまいました。
しかも、絵本作家として成功するためには、絵本を売るための戦略や、それに伴うお金の流れに関しても勉強したそうです。
そして絵本作家として、見事に成功を収めてしまいました。
西野さんの話している内容には、考えさせられる部分も多くあり、それを実践できるかどうかは別として、人生を生きていくうえで勉強になることが多くあります。
キングコング梶原さんがYouTuberへ
梶原さんがYouTubeに挑戦するいきさつに関しても、「毎日キングコング」の中で話しています。
梶原さんの場合は西野さんのような、細かくて深い戦略といった考えなどはありませんでした。
これからの時代はYouTubeだ!と話していましたが、YouTubeに先に目をつけたのは実は西野さんの方で、2013年から西野さんの提案で「毎日キングコング」を配信しています。
「毎日キングコング」の中でも話していましたが、西野さんから遅れること5年をかけて、梶原さんはYouTubeの存在の凄さを認識したそうです。
西野さんの先見の明には驚かされましたが、梶原さんもYouTubeに対しては本気モードで取り組むことになりました。
2019年末までにチャンネル登録者数が100万人に到達しない場合は芸人を辞めると宣言して、YouTuberカジサックとして「カジサックの部屋」というチャンネルを始めました。
梶原さんの並々ならぬ想いが本気ということが、「カジサックの部屋」や「毎日キングコング」からも伝わってきます。
「カジサックの部屋」では、芸人仲間が登場する企画が多くあり、非難の声もありますが、単純に面白いと思います。
ほかにも試行錯誤を繰り返したであろう動画もたくさんあり、登録者数100万人の達成は十分に可能だと思います。
話題になればなるほど、カジサックに対する風当たりも強くなっている部分もありますが、策士である西野さんの力も借りて、登録者数100万人に到達してからも、「カジサックの部屋」を続けてもらいたいと思います。
オススメ記事:口内炎が治らないと思ったら他に原因が!口腔がんや他の病気を解説
↓YouTuberカジサック誕生!!
おわりに
私は梶原さんがYouTubeでデビューすることを知って、「カジサックの部屋」を見るようになり、「毎日キングコング」にも出会いました。
そこで改めて感じたのは、「キングコング」というコンビは、西野さんと梶原さんの存在があって、本当の面白さが伝わってくるのだということです。
もちろん「カジサックの部屋」も面白いのですが、「毎日キングコング」で西野さんと話している梶原さんの方が、より自然体で面白いと思いますし、梶原さんの話術も生かされているような気がします。
逆に最近の西野さんは、文化人としての活動を多くされ、講演も数多く行っています。
西野さんの動画も見る機会が増え、勉強にはなりますが、面白いかと問われると、話が難しくて、笑うことはありません。
真面目な講演なので当たり前なのですが・・・
やはり、西野さんも梶原さんと絡んでいる時の方が自然体で面白く、「毎日キングコング」を見て、さらにキングコングのファンになってしまいました。
それまでは「キングコング」にはあまり興味がなかったのですが、今になって「キングコング」の凄さを感じさせられています。
ニュースでも、YouTuberカジサックの存在で「キングコング」が再評価される機会が増えたと最近よく目にします。
私だけではなく、日本中の人たちも同じように感じている人が多いのですね。
もうすでに、梶原さんがYouTuberカジサックとして活動していることが、大きな意味を持ってきています。
「キングコング」としての活躍も楽しみにしておりますが、西野さんと梶原さんがおのおのでさらに活躍できることを願っております。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます!