トムブラウン(お笑い芸人)は面白い?布川とみちおの漫才ネタを解説
2018/11/29
北海道出身のお笑い芸人コンビの「トム・ブラウン」。
最近になって、徐々に頭角を現してきましたが、本当に面白いのでしょうか?
今回はそんな布川さんとみちおさんの漫才ネタについて解説していきたいと思います。
それでは早速、見ていきましょう!
トムブラウンの略歴
まずはお二人の簡単なプロフィールからです。
布川 ひろき(ぬのかわ ひろき)本名:布川 大起
1984年1月28日生まれ、北海道札幌市出身。
身長:176㎝ 血液型:A型
ツッコミ担当で、ロン毛の背の高い方です。
好奇心旺盛な性格なのか、ちょっと聞きなれないものもありますが、多種にわたる資格を取得しています。
落語協会落語通検定3級、プロ野球エキスパート検定5級、日本将棋連盟認定5級、講道館柔道初段
みちお 本名:道音 雄太(みちおと ゆうた)
1984年12月29日生まれ、北海道札幌市出身。
身長:170㎝ 血液型:O型
ボケ担当で、スキンヘッドの老け顔で背の低い方です。
講道館柔道初段、そしてスノーボードの実力が凄く、全国スキー連盟スノーボード検定1級(インストラクター資格含む)を取得しています。
スノーボード検定1級というのは、道民の中でも一目置かれるくらいの本当に凄い資格です。
そのほかに、ネタ中でも生かされている怪力やホラー映画好きといった側面も持ち合わせています。
お二人は同じ高校の柔道部に在籍しており、学年でいえば布川さんがみちおさんの1年先輩にあたります。
布川さんは元々お笑い志向があり、みちおさんをお笑いの世界に誘いますが、みちおさんはプロのスノーボーダーになるべく、それを断りました。
しかし、プロへの道は厳しいということを痛感し、プロを諦めることになります。
先ほども触れたように、スノーボード検定1級というのは本当に凄いレベルです。
それでもプロを諦めざるをえないということに、プロというのは本当に厳しい世界なのだと感じさせられました。
その頃すでに、お笑い芸人として北海道のローカル番組などで活躍していた布川さんは、プロへの道を打ち砕かれたみちおさんを再び誘います。
みちおさんもその頃にはピン芸人として活動していたため、その誘いに快く応じ、2009年1月12日に「トム・ブラウン」の結成に至りました。
顔は関係ないのですが、みちおさんはプロスノーボーダーというよりも、お笑い芸人としてのキャラクターではすごい武器になっていますよね。
結果的にその老け顔が、お笑い芸人としての威力を発揮することになります。
その後上京し、2010年7月には「ケイダッシュステージ」に所属することになりました。
単独ライブなどの地道な活動を続け、徐々にテレビにも出演するようになっていきます。
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トムブラウン、布川とみちおの漫才ネタは?
「トム・ブラウン」の漫才に欠かせないのが、なんといってもみちおさんのキャラクターです。
基本的に可愛らしい笑顔から、変幻自在に顔を操り、ボケていきます。
さらには顔の表情の変化だけではなく、コミカルな動きや怪力を生かした動きを見せてくれます。
このみちおさんの動きだけで面白さがこみ上げてきますよね。
そこにタイミングよく、大声でツッコミを入れてくる布川さんの技が、さらにいっそう、みちおさんの面白さを引き立たせてくれます。
「だ~め~」とみちおさんの頭を包み込むようなツッコミが、一度耳にすると脳にそのフレーズがコダマします。
「だ~め~」
そのタイミングもネタにより細かく調節され、かなり緻密な計算がされていることを感じさせられます。
時には、おもいっきり引っ叩くといった、オーソドックスなツッコミもありますが、布川さんさんの甲高い声から大きく振りかぶった腕の動きも絶妙です。
そして、布川さんがロン毛にしたことも大きいですよね。
二人の見た目が、お笑いにとっては最高の誉め言葉である、「気持ち悪い」という雰囲気が「トム・ブラウン」をより強いガードで固めてくれています。
歳を重ね、漫才ネタが熟成するとともに、その気持ち悪さにも磨きがかかり、今後さらに活躍が期待できるコンビだと思います。
トムブラウンは面白い?
漫才の面白さには、受け取る側の感受性によっても大きく異なるとは思いますが、「トム・ブラウン」の場合は、比較的万人受けするのではないでしょうか?
これも私個人の感想ですが・・・
しゃべくり漫才で畳みかけるようなネタを繰り出すといった感じではなく、あくまでも、みちおさんのコミカルなボケと分かりやすいツッコミから成り立っています。
そして、それが私の個人的な意見ではなく、賞レースの成績からも、結果として残されてきました。
M-1グランプリでは
2015年に3回戦進出
2016年に2回戦進出
2017年に準々決勝進出
そして2018年には決勝進出!
あまりにも分かりやすいステップアップ具合ですよね。
これは、「トム・ブラウン」の漫才ネタが面白いといった確固たる証拠にもなっています。
今後はさらにテレビで見る機会も増えてきそうなので、新しい漫才ネタを楽しみにしております。
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おわりに
今回は北海道出身の「トム・ブラウン」について解説してみました。
そうですね。
なぜここまで、熱が入っているかというと、北海道出身というところに、その想いも強まってしまいました。
しかし、売れそうで売れないというところに親近感を覚えますが、いざ売れてしまうと、それはそれで、遠い存在になってしまい、少し応援の熱が冷めてしまいます。
まさに「タカアンドトシ」の時がそうでした。
今でも北海道のローカル番組に出ていますが、完全に東京人になってしまいましたよね。
とはいえ、「トム・ブラウン」にはこれからも頑張ってもらい、将来的には「タカアンドトシ」のように活躍してもらいたいと思います。
みちおさんには「The 道産子」といったイメージをより一層、色濃く押し出してもらい、今後北海道でも活躍していただきたいと思います。
布川さんは何となく、東京人に強い憧れを抱いているような気がするので、売れたら完全に東京人になってしまうのでしょうね。
まーこれは、北海道云々といった話ではなく、あくまでも私個人のねたみなのですが・・・
「トム・ブラウン」の今後の活躍も心より応援しております。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます!