インフルエンザの症状で頭痛や咳はあるけど熱なしの理由を解説

   

毎年流行するインフルエンザですが、その症状は様々ですよね。

インフルエンザと言えば、高熱のイメージです。

しかし、熱なしの場合や、微熱で頭痛や咳などの症状が出ることもあります。

隠れインフルエンザとも呼ばれていますが、インフルエンザであることには違いありません。

今回は何故そのように、症状に差があるのかについて解説していきたいと思います。

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インフルエンザとは?

インフルエンザは日本だけで流行している感染症ではありません。

世界中でも流行しており、インフルエンザが重症化し、毎年25~50万人の方が亡くなっているという非常に恐ろしい感染症です。

それを防ぐために、抗ウィルス薬などの開発も進んでいますが、ウィルスが耐性を持ったり、変異するため、とても厄介な感染症であるともいえます。

一般的に人に流行するのは、インフルエンザのA型とB型です。

最悪の場合は、ワンシーズンに両方のインフルエンザにかかってしまうこともあります。

家族がそれぞれのインフルエンザにかかっている場合には注意が必要になってきます。

せっかくインフルエンザが治っても、再びインフルエンザにかかるのは、その型の違いによるものなので、A型かB型のいずれなのかを認識しておく必要がありますね。

検査を受けた病院では、いずれかの型を教えてくれますし、学校や会社を休む際には、型を確認されます。

それをもとにして、地域によるインフルエンザの流行の程度や、どちらの型に警戒するべきかが分かります。

しかし、いくら注意していてもかかる時はかかってしまうので、そのあとの対応が非常に重要になってきます。

明らかな高熱が認められる場合は、インフルエンザだと分かりやすいのですが、そうでない場合もあるので、インフルエンザに対する警戒心は常に持っておく必要があります。

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隠れインフルエンザとは?

インフルエンザウィルスに感染すると、一般的に1~3日の潜伏期間があり、その後発症すると一気に体温が上昇し、38度以上の高熱と頭痛や倦怠感などの全身症状が現れます。

症状は長い場合には1週間以上続くこともありますが、重症化しなければ、徐々にそれらの症状も治まっていきます。

早期に症状が治まったとしても、体内にはインフルエンザウィルスが残存しているため、1週間程度は外出を控えた方が良いでしょう。

しかし、中には発熱が無く、軽い咳や頭痛がする程度の場合もあります。

本人にはインフルエンザという自覚がなく、病院に行ったらインフルエンザだったと診断されることもあります。

また、軽い風邪だと判断し、病院に行かずに放置してしまう場合もあります。

そういった場合には、知らず知らずのうちに、インフルエンザウィルスを周囲にまき散らしてしまっていることになります。

よって咳がある場合には、インフルエンザに関わらず、必ずマスクをして、感染防止に努めることが必要になってきます。

ということで、普通は高熱によってインフルエンザにかかったという認識を持つことができますが、なぜ発熱しない場合もあるのでしょうか?

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加齢による場合

人の体にウィルスが侵入すると、それを攻撃するために、人の体は発熱するような働きを持っています。

しかし加齢によって、その攻撃能力が徐々に衰えていき、発熱しない場合があります。

加齢によって免疫力が低下しているということでもあり、重症化するリスクも高まってしまいます。

最悪の場合は、命にかかわる事態を招いてしまうこともありうるので、体のちょっとした症状も見落とさず、ただちに病院へ受診することが望ましいです。

免疫力が強い場合

逆に免疫力の強い人の場合は、発熱が一時的で治まり、ウィルスの増殖を抑えることもあります。

しかし、ほかの症状が残っている場合もあるため、インフルエンザという警戒心を持っておく必要があります。

本人はそのまま治っても、周囲に感染させてしまうリスクもあります。

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予防接種を受けた場合

予防接種を受けていても、インフルエンザにかかることがあります。

その場合は、ワクチンの効果で、症状が悪化しない場合があります。

軽度の症状であったとしても、病院で検査を受けることが望ましいでしょう。

風邪薬を服用した場合

症状が出始めて、普通の風邪だと勘違いし、風邪薬や解熱鎮痛剤を服用することも多いと思います。

一見、症状が治まったかのように感じますが、インフルエンザにかかっている状態です。

まさに、隠れインフルエンザですね。

インフルエンザB型の場合

インフルエンザB型の場合はA型ほどの高熱が出ない場合も多いです。

微熱程度で済みますが、消化器系に影響が出やすいとされています。

微熱で、お腹の調子の悪い場合は、インフルエンザB型を疑う必要があります。

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インフルエンザの影響

インフルエンザの影響に関しては、個々の持っている免疫力によって、その症状も大きく異なってきます。

隠れインフルエンザの恐ろしいところは、本人に自覚が無く、周囲にウィルスをまき散らし、感染を拡大させてしまうことです。

それがきっかけで、高齢者や幼児などの重症化しやすい人たちへ感染経路を広げてしまう可能性もあります。

皮肉なものですが、元気な人ほど症状が現れづらく、免疫力の低いひとへの影響が大きくなってしまいます。

インフルエンザは11月くらいから流行し、長いと5月くらいまで続きます。

ワクチンの効果は3ヵ月程度なので、年末に予防接種を受けても、翌年の春先には、インフルエンザにかかってしまうケースもあります。

また、元気な人でも、周囲の人たちのことを考えて、少なくとも1月から2月のピーク時には、自身がインフルエンザにかかっているかもという認識を持つことが必要ですね。

仕事を休むことが難しかったり、病院嫌いの人は、市販の風邪薬に頼りがちとなってしまいます。

隠れインフルエンザを防ぐためには、早めに病院での検査を受けることが望ましいですね。

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おわりに

ちょっとした風邪かな~?と思っていても、実はインフルエンザにかかっている可能性があることを解説しました。

そして、なによりも重要なのが、インフルエンザにかかるリスクを最小限に抑えることですよね。

免疫力を維持するために、日頃から健康的な生活を心掛けることが大切です。

↓普段の食べ物からも意識してみてください。
参考記事インフルエンザ予防の食べ物ランキング!流行に負けない体作り

そして、極力人混みを避け、帰宅したら手洗いやうがい、消毒を徹底しましょう。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます!



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